地中海の不思議

マヨルカ島を知り尽くしたガイドが、数世紀の歴史を解き明かします。

カルロス・ボフィル

客室担当部門マネージャー、グラン メリア デ マール

マヨルカ島南西部に位置するグラン メリア デ マールで、客室担当部門のマネージャーを務めるために必要なことは何でしょうか。人生のほとんどをバレアレス諸島最大の島で過ごしてきたカルロス・ボフィルなら、誰よりも先に答えが分かるでしょう。必要なのは、その土地を知り尽くしていることだけではありません。お客様のニーズを察知し、お客様第一主義を貫くこと、ラグジュアリーホテルの真価である卓越したサービスを提供することを基本理念とすることです。おかげさまで、当ホテルにご宿泊いただいたお客様の多くには毎年お越しいただくようになりました。

バルセロナで生まれ、マヨルカ島でキャリアをスタートしたカルロスは、メリアグループのホテルでホスピタリティを学び、経験を積みました。メリアグループで初めて5つ星に認定されたグラン メリア デ マールは、メリアグループとマヨルカ島を代表するホテルです。カルロスは、ホテルの大規模な改装工事に監督チームの一員として携わっていたため、このホテルを熟知しています。

カルロス・ボフィル、客室担当部門マネージャー、グラン メリア デ マール

旅のおすすめ

客室担当部門マネージャーのカルロス・ボフィルとマヨルカ島を散策

歴史や文化、伝統が息づくマヨルカ島は、類まれな美しい自然に囲まれています。長年この島で暮らすカルロスですが、真っ白な砂浜や、海辺のレストランでの食事、島周辺のセーリング、北岸のサ フォラダダから眺める夕日など、年間を通じて島を満喫しています。カルロスがこよなく愛するマヨルカ島には、いつまでも記憶に残る印象的な場所や体験がいっぱいです。そのマヨルカ島をカルロスが紹介します。

古代遺跡を巡る旅

パルマの旧市街を巡る旅

マヨルカ島の長い歴史は、フェニキア人に植民地化され、ローマ人に占領されていた時代までさかのぼります。活気溢れる近代的な首都へと発展したパルマ。スペイン語で「カスコ アンティグオ」と呼ばれる美しい旧市街地がそのまま残っています。まるで迷宮に入り込んだように細い路地が入り組み、アラブ式の浴場などムーア人が権力を握っていた時代の面影や、緑豊かな中庭を持つ大昔の領主の邸宅などが現存しています。また、ラ・セウ(Plaza Almoina、+34 902 022 445)の名で知られる壮大な大聖堂があり、その隣にはスペイン王室が夏に訪れる公式の御用邸、アルムダイナ宮殿(Carrer del Palau Reial、+34 971 21 41 34)があります。アルムダイナ宮殿はかつてアラブの要塞があった場所に、14世紀にハイメ2世の命を受けて城として再建されました。近くにはバシリカ デ セント フランシス(7 Plaça de Sant Francesc、+34 971 712 695)があります。13世紀に建てられたゴシック様式の壮麗な修道院で、柑橘類やヤシの木が植えられています。

スペインの逸品

思いもよらぬ場所で楽しむピカソやプレンサの傑作

ルネサンス様式の城壁に囲まれた、ひときわ目立つ近現代美術館エス バラード(10 Plaça de la Porta de Santa Catalina、+34 971 90 82 00)。ジョアン・ミロやピカソ、アントニ・タピエス、ジャウメ・プレンサ、レベッカ・ホーンのほか、マヨルカ出身の画家ミケル・バルセロの作品が数多く展示されています。望楼からはパルマ湾を一望できます。ファン マルシュ美術館(11 Sant Miquel、+34 971 71 35 15)は、17世紀の邸宅のような佇まい。館内には、フアン・グリスやサルバドール・ダリらの作品のほか、ピカソの豊富な版画コレクションなど、20世紀スペインの傑作がずらりと展示されています。

食を体験

島の恵みを味わう

現代的な魅力が融合するマヨルカ島の食の味わいや伝統を体験したい方は、先ずは グラン メリア デ マールの「アレルス レストラン バイ マルガ・コル」へどうぞ。海を一望しながら楽しむプライベートディナーは、ひときわロマンチックで思い出に残る体験になることでしょう。また、フェルナンド・P・アレジャーノシェフが編み出す斬新な料理で有名な「ザランダ」Castell Son Claret、Km. 1.7 Carretera Capdella、+34 680 60 25 80)もおすすめです。ここは、トラムンタナ山脈の麓の丘陵地帯に囲まれた15世紀に建てられたお城の中にあります。パルマでカジュアルに食事を楽しみたい方には、「エス フォルン デ サン ジョアン」(4 Carrer de Sant Joan、+34 971 728 422)がおすすめです。タパスを始め、にぎやかなバーや魅力溢れるダイニングルームをお楽しみください。オープンして間もない「ヴァンダル」(15 Plaça del Progrés、+34 871 045 174)では、アジアや南米、北米、スペインの要素を盛り込んだ料理をご用意しています。シーフードを堪能したい方は、海岸沿いの「オラ デ マール」(1 Carrer Vicario Joaquín Fuster, Portixol、+34 971 274 275)やカスコ・アンティグオにある「Peix Vermell」(1 Carrer Montenegro、+34 971 079 374)へどうぞ。街一番の絶品をご賞味いただけます。​最後に、マヨルカ島での必見は、伝統のペストリー、エンサイマーダです。「カン ジョアン デ サイゴ」(10 Carrer Can Sanc、 +34 971 710 759)で、アーモンドケーキにアーモンドのアイスクリームを乗せたこの絶品洋菓子​をぜひお召し上がりください。

山間でのバケーション

トラムンタナ山脈の山々と渓谷で

ユネスコの世界遺産に登録されているトラムンタナ山脈にはハイキングコースが3つあります。ランチを持って散策やハイキングに出かけませんか。展望台からは見事な眺望が360度広がり、小道や段丘、石垣、監視塔が織りなす特徴的な風景を堪能できます。ヴァルデモッサやデイアなどの村々を訪れてはいかがでしょうか。ヴァルデモッサには、1838年に作曲家のフレデリック・ショパンが作家のジョルジュ・サンドと彼女の子供たちと一緒に滞在していたとされるヴァルデモッサ カルジオ協会修道院(La Cartoixa, Plaça de la Cartoixa、+34 971 612 106、cartoixadevalldemossa.com)があります。デイアには、イギリスの詩人ロバート・グレーヴスがかつて暮らしていた家、ラ カサ デ ロバート・グレーヴス(Carretera Deià a Sóller, Deià、+34 971 63 61 85)があります。山あいの高所に佇むのは、趣きのあるLLUC修道院(1 Plaça dels Peregrins, Escorca、+34 971 871 525)。中世の修道院であり巡礼地でもあったこの場所は、トラムンタナ山脈のスピリチュアルスポットと考えられています。

海も街も楽しむ

海岸と海岸沿いの道路を巡る旅

毎年夏がくると、グラン メリアの近くの海でヨットレース「コパ・デル・レイ」が開催されます。スタート地点はレアルクラブ ナウティコ デ パルマ(Muelle de San Pere)です。競技用ヨットのレガッタには約25ヶ国から140チームが参加し、地中海全域で漕艇が繰り広げられます。ハイスピードで展開するヨットレースには、1992年のスペインオリンピック代表チームの一員でもあった熱狂的なセーラー、スペイン国王のフェリペ6世を筆頭に王室の人々も観戦に訪れます。9月には、キャブリオレやスポーツカーなどの自動車によるパレード、マヨルカ クラシック ウィークが開催されます。スタート地点は当ホテルから20分ほど離れたポート アドリアーノで、パレードはマヨルカ島の街中や海岸沿いの道路を行進します。ロールス・ロイス・ファントムIIや1950メルセデスベンツ・カブリオレ、1968年モデルのジャガー、シボレー・コルベットなど、実に様々な自動車が通りを彩り、観光客と地元の人々の目を楽しませます。

コパ・デル・レイ
詳細を読む
close
格別の旅へ - ご旅行先はどちらですか ?

チェックイン日を選択

ご出発日を選択

検索する
  • お部屋:

閉じる